中部勢がリード
中部勢が総合的な戦力でやや優っている。注目を集めるのは昨年後半に大ブレイクした山口泰生だ。10月和歌山ではS級初優勝。G3開催でも優出2回と差し脚は冴え渡っている。12月末から負傷で欠場している点は気がかりだが、調子さえ問題なければ展開不問で突き抜ける。ラインをけん引するのは高橋和也だ。成績の波はあるものの、ツボにはまった時のパワーは目を見張る。ベテランの山口富生、柴崎俊光も位置次第でチャンスがある。
近畿勢は川村晃司に伊藤信、鷲田佳史で強力ラインを形成する。川村は8カ月ぶりの地元戦でモチベーションは高い。1月松山記念は3度の確定板入り。調子も確実に上向いている。
東日本勢では底力ある小埜正義がV候補に挙げられる。