百戦錬磨の小倉竜を信頼
戦歴が最も安定しているのは小倉竜二だ。44歳のベテランながら差し脚に陰りは見られず、1月四日市では3連勝、全日本選抜は準決4着で惜しくも優参は成らなかったものの、初日特選では松浦悠のまくりに食い下がって2着に入っている。競走得点は今シリーズトップだし、佐々木豪を目標にできるのでレースも有利に運べそう。中心視は順当だろう。その佐々木は成績を落としていた時もあったが、昨年終盤から躍動感が甦り、直近4カ月の連対率は5割超。2月松戸着では森田優弥に2タテされただけに、今節はリベンジを期して気合が入る。
四国勢を撃破すれば前記の森田だ。持ち味の自力攻撃が冴えていて、2月松戸は3連勝、1月大宮記念、2月平記念は決勝に乗っている。好スパートを決めれば単十分。
底力ある渡邉雄太は落車の影響でなかなか波に乗り切れない印象だが、萩原孝之とは全日本選抜の3日目にワンツーを決めている。一発には警戒したい。