激戦も小松崎大に期待
実績や近況の安定感を買って小松崎大地を中心視する。7車立てのF1戦でも相変わらず手堅くV争いに加わっていて、1月和歌山記念では7月弥彦以来の記念優出に成功。持ち前のパワーで随所にラインを上位に導いている。昨年4月の玉野以降は優勝こそないが、今回はメンバー的にもチャンスがありそう。カマシ、まくりで別線を一蹴してVを狙う。援護するのは同県の伏見俊昭。近況のF1戦では優出が続いているし、2月立川でも小松崎と連係しているので、今回こそ決勝で福島ワンツーとなるか。
勢い確かな松本貴治も侮れない。昨年の夏ごろは調子を落としていたが、10月熊本記念in久留米での優出を機に、11月松山で約8カ月ぶりのVをゲット。今年に入っても1月広島で優勝し、同月松山記念では悲願の記念初優勝を地元で達成した。その後も好調を維持しているので、ここもV候補の一人だ。
地元の園田匠も黙っていない。復活の優出を果たした全日本選抜直後のシリーズなので、いい状態で迎えられそう。どんな展開になっても突っ込んでくる差し脚は連日、見逃せない存在だ。
1月大宮記念の落車後は欠場が続いている木暮安由2月全日本選抜で復帰を果たした。総合力は今シリーズトップクラスで要注意。近況、絶好調な河野通孝も混戦になれば怖い存在だ。