山中秀のスピードを重視
山中秀将が自慢のスピードで優勝争いをリードする。昨年後期は3Vを挙げるなど完全復活かと思われたが、年明けからはなかなか思うような結果を残せずにいる。それでも3月京王閣で優出、4月奈良ではシリーズ2勝と随所に切れのある走りを見せているだけに、ダービー組不在のここを勝って再び上昇気流に乗りたいところだ。内山雅貴もこのメンバーなら決勝進出のチャンス。松坂英司は南関の豊富な機動型を目標に優勝争いに加わるか。
先行力なら蕗澤鴻太郎が一番だ。昨年後半からはF1戦でも優出が増え、11月西武園では決勝2着の実績もある。3月ウィナーズカップの落車はあったが、ここまでには時間もあるし、大きな影響はなさそうだ。小原唯志も決勝を狙える機動型だし、ベテランの金子真也もレース運びは堅実だ。
組み立てに幅が出てきた長尾拳太や齋藤登志信もシリーズ屈指の実力者。ともにスジの援軍が手薄な点をどう克服するかだ。