山崎芳が貫禄を示す
ビッグ戦線で健闘している山崎芳仁が優勝候補の筆頭だ。全日本選抜で1711着と3勝を挙げると、ダービーでは3回の確定板入りを果たしている。もちろんF1戦では主役を務めていて、1月伊東、4月四日市で優勝をものにした。今節は北日本の上位に自力型が少なく、先頭で戦う可能性が高いのでは。まくりの破壊力は相変わらずだし、6月静岡の準決は上がり11秒5の好タイムで逃げ切り。先行でも勝負できる脚勢だ。大槻寛徳が山崎と連係する。大槻もビッグ戦線で存在感を示していて、全日本選抜1813着と2勝、ダービーは準決に駒を進めた。山崎の仕掛け次第では逆転望める。
競走得点最上位の東口善朋から狙う手もある。今年はまだ優勝はないものの、全日本選抜、ダービーは準決進出、記念開催は3場所すべて決勝に乗っている。好位置占めれば単浮上も。
長島大介、杉森輝大の栃茨勢も好勝負が見込める。長島は先行勝負が目立ち、3月静岡、4月宇都宮で逃げ切りV。静岡の決勝は杉森が続きワンツーだった。