山本紳に期待も激戦模様
山本紳貴を本命に期待。17年前期以来の降級となったものの、すぐに7車立てのレースにも慣れて昨年9月以降はほぼ毎場所連対があったほど。今年に入って5勝をマークしているし、降級直前の6月久留米記念でも2度の確定板入りを果たしていた。S級では展開で自在に立ち回る場面もあったが、A級なら自力一本で勝負。脚の違いを示す。やはり格上の大塚英伸は山本とは別で、上昇一途の同県・格清洋介や道場晃規の仕掛けに乗ってVを目指そう。S級でコンスタントに1着があった差し脚は狙える。落車による長欠明けとなるが、仕上がっていればあっさりV奪取も。
志村龍己もまたA級には相応しくない選手。かつての切れ味、俊敏な立ち回りは期待できなくなってきたとはいえ、5月当所のF1戦では決勝に乗っていた。ただ、山田雄大、小玉勇一、大矢将大、平原啓多とそろいのそろった埼玉勢とは組めないとなるとやや苦しいか。埼玉勢は小玉が勝ち上がれば山田の番手となりそう。チャンスが巡ればモノにしたいところ。
数的にはやや劣勢の北勢ながら、保科千春、高橋幸司と自力で勝負できる選手がいるので侮れない。間隙を突いての一発に警戒。