宮城コンビで連独占だ
木村佑来、太田将成の宮城コンビがV争いをリードする。本命に推す太田は降級直後の今年序盤戦は良くなかったが、徐々に調子を上げてきて今期はV1、準V3回と成績をまとめている。加速抜群なまくりが売りだが、同県のホープと一緒になった今回は自力は封印して追走に専念。勝機はきっちりモノにし、S級復帰を懸ける伊東レインボーカップに向かいたい。木村の機動力を上位と見る手も。8月に特班して1・2班戦ではまだVこそないものの、ここ3場所連続で準Vと惜しいレースが続いている。ダッシュ、スピードは一級品でそろそろ押し切りも。宮城コンビにはS級点獲得に点数を上げたい川津悠揮が続いて北日本で上位独占がなるか。
山崎寛巳、上原龍に、地元の山崎充央、樋口瑛土らの関東勢が北勢ペースのレースを許さない。軸になる上原は降級の今期V3。山崎との前後は微妙だが、いずれにしても自力も含めた総力戦で臨む。
南関ラインを率いる小林稜武も10月静岡で吉田昌をまくって優勝するなど乗れている。レースの組み立て次第では一発怖い。