巴直を指名も混戦
巴直也を本命に推す。1年でA級に逆戻りとなったが、前期はほぼ毎場所連対があったように機動力はS級でも通用していた。A級なら脚力上位の存在だし、長欠中の新村穣が復帰してくれば番手で有利にレースを運べる可能性もある。新村は南関地区プロの4㎞個人パーシュートを優勝している新鋭で、まだ粗削りながら先行力はかなりのレベルだ。金野俊秋は神奈川勢とは別でVを目指すか。ツボにはまったときのタテ脚の破壊力はやはり侮れない。
11月平塚、松戸を連覇し、12月取手も準Vと勢い一番の梁島邦友を本命してもいい。チャレンジ時代から先行勝負に徹して培ってきた豪脚は容易にねじ伏せられない。また、関東では山本勝利も徹底先行で鳴らしており、有力なV候補に数えられる。
91年後期から30年守ってきたS級から遂に陥落となった岡部芳幸。太田将成を好操縦してA級好スタートを切っていきたい。