長田龍が率いる南関勢

長田龍拳
長田龍拳が率いる南関勢がV争いをリードする。長田は117期ナンバーワンの実力をレースで発揮できるようになってきて、スピード強烈な逃げ、まくりで他を圧倒する場面が増えてきた。後位も春日勇人、大西健士のS降りレーサーが固めるだけに、ラインでの決着となりそうだ。春日も大西も失格点があって降級となっただけで、A級では格が違う。最終的に好位がありそうなここは絶好のVチャンスだろう。
だが、木村佑来、山崎将幸らの宮城勢に、前川大輔、大島将人の福島勢とそろいにそろった北勢も優勝者を出せる陣容だ。中でも注目ルーキーの木村は8月に特班してV1、準V5回とすでにS級レベルの豪脚を誇る。持ち前のダッシュを生かして好機に先制なれば、続く山崎と決まるケースは十分だろう。
藤田周磨、小沼良、台和紀の埼玉勢も決して引けは取らない。先行でもまくりでも藤田が掛かり切ってしまえば誰も止められない。