開幕戦は小原唯が主役
22年の弥彦開幕戦。小原唯志が軸の関東勢が期待に応える。昨年後期の降級直後はA級のレースに戸惑いも見られたが、慣れてからの快進撃は年が変わっても変わらない。7場所で2V、準V3回、決勝3着が1回。地元の山崎寛巳が決勝に乗ってくれば任せての番手戦も考えられるが、基本的には卓越したダッシュ力を生かした自力戦でラインでの上位独占へと導く。
対するは、板垣昴、小酒大勇の福島勢に、太田将成も控える北勢。板垣は先行基本の積極的な走りが身上で、すんなり出切ってしまえば末の粘りは確かだ。前期S級で、7月からはS級に復帰する小酒大勇が番手有利に抜け出すケースは十分だろう。
栗本尚宗、宮倉勇の千葉勢に加え、大西健士、菅原裕太、望月裕一郎もと南関勢も役者がそろっていて一歩も引かない。上昇ムードの栗本の一発は脅威だし、2月西武園では栗本を利して優勝している菅原の底力も侮れないところ。