新鋭・木村皆がVに最短
植原琢也、高橋昇平の埼玉コンビ、新鋭の木村皆斗とそろった関東勢がV争いをリードする。本命に推すのは、5月弥彦MNで1・2班戦6V目を3連勝で飾った木村だ。119期のゴールデンキャッパーでダッシュ、スピード、末の粘りと全てが一級品。しっかりしたラインができるかは植原の腹一つだが、組み立てをミスらなければ優勝回数を伸ばせる。植原も降級の今期は2Vとさすがに脚力上位の機動型だ。1月前橋MNでは中村隆を目標にして優勝しており、ここも木村の番手を回ればVへとさらに近付く。
今期は失格2回と厳しい状況にありながら気持ちを切らさず優勝も2回している福島栄一が怖い存在だ。久樹克門や蒋野翔太を好操縦しての抜け出しには警戒が必要だろう。
太田将成、山崎将幸も虎視眈々と一発を狙う。展開がもつれれば太田の一撃が決まる可能性もあるが…。