村田祐が敵を完封
地元の長井妙樹ら降級の選手もいるが、村田祐樹、長屋秀明、伊藤世哉らの中部勢がV争いの中心だ。121期でただ一人3回連続でゴールデンキャップを獲得していてポテンシャルの高さは折り紙付き。養成所時代から磨いてきた先行力は別線に手出しはさせないレベルだ。村田との連係なら番手回りを厭わないだろう長屋や22年後期は絶好調だった伊藤と上位独占が有力だろう。
長井妙樹、渡辺航平の地元コンビは梁島邦友を目標に意地を見せる。長井は苦戦したS級でも地元では存在感を発揮していたし、まして正月開催とあれば何割増しかの評価が必要。梁島が強敵相手にも自分の競走に徹してくれればチャンスはある。
前期S級では、まくり一辺倒だったA級時よりも積極的な走りを見せた太田将成の一発にも警戒。
前期3Vの徳丸泰教や野口正則の近畿勢、川崎健次も最終的に好位を占めれば連浮上がありそう。