深谷知の機動力が断然
今年は1月の大宮記念を含め3Vの深谷知広だが、その機動力は成績以上のインパクトを示している。また当地も1月に出走時には初日特選で単騎でかつ不利な態勢から9秒4の快速まくりを放ち、準決勝と決勝は別線を完封する圧巻の逃走劇で完全優勝を決めた。地元の和田健太郎と鈴木裕、佐々木龍が深谷を援護し南関勢で上位独占に持ち込む。
今期F1戦で3連覇を達成した島川将貴はまくりにウエイトを置いていたが、4月武雄記念では4日間最終バックを取る競走で先行を増やしてきている。全日本選抜で4年ぶりのG1決勝進出を果たした香川雄介を連れて短走路の当地で大駆けに出て波乱を呼ぶか。
野田源一は3月小田原を優勝、4月富山は決勝3着と短走路での好走が続いており、モツれるようなら強烈なまくりの一発は期待できる。うまく間隙を突けば瓜生崇智とともに波乱を呼べる存在と化す。