混戦も戦歴上位の矢口啓

矢口啓一郎
鋭いダッシュを武器に長年特別の大舞台でも活躍していたが21年ぶりにA級降級なった矢口啓一郎。今期は降級初戦となった1月小田原❷着でまとめたもののそれ以降は久しぶりのA級戦で苦戦が続いている。来期S級復帰が決まっているだけにここで良い流れをつかみ、来期のS級につなげたい。少しずつ調子を戻しつつある幸田望夢や堅実な走りの小沼良との連係から混戦を制しVを勝ち取る。
S級経験が長い伊藤成紀も侮れない存在だ。決勝戦では結果残せていないが、初日特選での勝利が多く一発の魅力は十分。
番手戦も増えてきた地元の太田剛司だが、自力の脚は残しておりここはラインの先頭で戦うか。太田と連係から同じく地元の佐藤亙や笹倉慎也の浮上も考えたい。