スピード光る浮島知が中心
適性出身で在所14位の浮島知稀に期待したい。卒業記念レースでは豪快なまくりを披露。ゴール前在所ナンバーワンの荒川に差されはしたものの準優勝と堂々たる走りであった。ルーキーシリーズでも2戦とも連勝で勝ち上がり、5月宇都宮では準V。本格デビューとなった7月伊東でも完全優勝を果たしており、同期の中でも浮島の力量は抜けている。ここでも果敢に仕掛けて優勝をモノにしよう。
本デビューの7月函館MN1着で準決勝では確定板を外したものの、しっかり初優勝を決めたのは岡部伶音。養成所時代には記録会で2回連続のA評価獲得し、得意のまくりは父の芳幸を彷彿させるものを持っている。勝負強さを見せられるか。
鳥海創は自転車経験が少ないながらダッシュ力にはかなり定評がある。7月名古屋MNでも優出を果たしており、ここでも十分勝負できそうだ。
本格デビューを2戦して2戦とも決勝戦に進出している山元大夢は大学まで自転車競技に取り組んでおり、経験値ならこのメンバーでは上位だ。
大学までスクラッチやロードレースで活躍した村上翔馬は、本格デビュー2戦目の7月向日町MNで決勝進出を逃したが、予選では山根慶太との壮絶な踏み合いを演じていた。その機動力は他の同期と比べても遜色はない。