岩井芯がパワーで圧倒
ルーキーシリーズで2勝を挙げている岩井芯がV候補の筆頭格だ。5月富山の予選1では在所ナンバーワンの遠藤拓をまくりで一蹴。同月平塚でも在所3位の栗山和を大まくりでのみ込んで勝利を挙げている。ここではそのパワーは一枚上だろう。
齊藤英伊須は、在所24位で記録会ではオールA評価。7月和歌山では同期の佐藤大に交わされたが、3日間最終バックを取る積極策で準V。ここでもV争いに絡んできそうだ。
山下祐輔は本格デビュー初戦の7月平で連勝で決勝進出を決めた。予選、準決はどちらも前期2班の実力者を相手に先行逃げ切りと内容も申し分ない。同県の大ベテラン宮倉勇の援護も望めそうなので、積極的な競走で初Vを狙う。
ルーキーシリーズでは果敢に前へ攻めるレースが多く見られた岡部陸斗や、4月西武園で初優勝を飾り、5月和歌山、松戸でも決勝進出している助川翔太郎の関東両者の一発も警戒したい。