必勝を期す地元小林泰
地元の小林泰正が人気を集める。オールスターを欠場したのは不安材料も、今年はダービー、高松宮記念杯と続けて決勝に乗っていて、G1開催で存在感を猛アピール。当所は6月の記念に参戦していて、4連勝で地元記念初Vを飾っているだけに、F1戦で負けるわけにはいかない。仕掛けどころを熟知しているホームバンクなら、好スパートを決めて地元ファンの熱い声援に応える。金子幸央、中田健太が小林と関東ラインを形成する。
関東勢を撃破すれば谷口遼平か。自力攻撃の破壊力にはなかなかのものがあり、サマーナイトの最終日は、一般戦ながら逃げて2着に粘っている。オールスターで動きが良かった三谷将太、藤田勝也の近畿コンビが援護ならラインもしっかりする。好機に仕掛けて主導権を握れば好勝負に持ち込めよう。
南関の自力型が手薄のここ、和田健太郎はどう出るか。8月松戸記念は決勝3着、オールスターの一次予選1では根田空、一次予選2では深谷知の逃げを差し切っていて、相変わらず差し脚は切れている。好位置確保に成功なら怖い。