スピード豊かな松井宏
今シリーズの南関勢は駒数豊富。G1戦線で快速を披露している松井宏佑をはじめ、和田 健太郎、鈴木裕の千葉勢、道場晃規、格清洋介の地元勢と充実のラインナップだ。中でも松井の自力攻撃はタイトルも視野に入るレベル。24年のF1戦は5場所に参戦して3V、15走で連を外したのは1回しかない。主役を演じて新春を飾るとみた。和田も24年は3Vを達成している。好位置占めれば首位に躍り出ても不思議ではない。地元勢では格清に注目したい。11月平塚でS級復帰を決めると、同月岐阜はいきなり3連勝。S級初Vを手にしている。
一発があれば12月広島記念in玉野で1着と気を吐いた吉澤純平か。追い込み主体ながら随所で自力も出している。総力戦で活路を切り開く。
北日本勢は自力型が手薄。大森慶一、阿部力也は位置取りが浮沈の鍵となりそうだ。
波乱を呼べば池野健太、山口富生の中近勢か。池野は24年後期2Vと力を付けている。