激戦も新鋭の岩井芯に期待

岩井芯
今開催は激戦ムードが漂う中、注目は新鋭の岩井芯だ。近況では1月松阪で1❶の完全Vを達成するなど、勢いは抜群。身長180㎝、体重80㎏の恵まれた体格から繰り出されるパワーは脅威的で、今シリーズでもダイナミックな仕掛けで魅了してくれそうだ。同じ中部勢の南儀拓海、松崎貴久の富山勢とは別線も考えられるが、猪俣康一らとラインを組んで初出場の走路で猛アピールする。
また、今期からA級2班に昇班した神尾敬冬からも目が離せない。1月静岡では2❺着、続く松山では1❶着で優勝、さらには名古屋MNでも1❻着と3場所連続で決勝進出を果たしている。類まれなスピードを武器に、今節も躍動が期待される。援護役に回る仁藤秀、落合達彦にもVチャンスとなりそう。
ベテランの金澤幸司も好調だ。1月別府MNで❶着と優勝を果たし、若手に負けない力強い走りを披露。番手回りをそつなくこなすだけに、比佐宝太や小笠原光らと連係すれば、最後はシャープな差し脚で勝負を決めるシーンも十分に考えられる。