• 取手競輪場開設75周年記念水戸黄門賞5/31〜6/3


レインボーカップ チャレンジファイナル シリーズ展望

中島淳に期待も大接戦だ

中島淳

中島淳

 3着までに入った選手が特班する期末恒例の一戦。ただし、今回は全員が7月からの2班昇格を決めていて純粋にチャレンジ最強を決するレースとなる。しかも、ラインができるなら中島淳に、貝原涼太が付いて4月岸和田決勝に続く連係が実現する場合くらいで、同県であっても別々に戦う可能性が高く、個の争いの色が濃い。どこからでも狙えるが、勢いなら中島が一番だ。3月小松島から怒涛のVラッシュ。積極性も申し分ないが、決勝では一転して冷静にレースを運べている印象で、早期卒業生の市田龍との2度にわたる対決も含め経験を積んできた成果が感じ取れる。力を付けてきている貝原が援軍に回ればさらに優位に立てそう。

藤井優希

藤井優希

 超細切れ戦でも勇気を持って先手を握って勝負をしそうなのが藤井優希だ。“ド先行”を看板にしているのはダテではなく、自分の競走を貫いて今年は3Vを遂げている。仕掛けのタイミング次第では敵の反撃を合わせ切れるし、場合によっては後続のモツれも見込める。

 勝負強さという点では船山真生も怖い存在だ。昨年6V、今年5Vと特班していてもいいような成績もさることながら、岡部陸、角田光の特班阻止に絡むなどキラーぶりを発揮しているのも強調材料になろう。森柾斗は意外に柔軟な面も持ち合わせていて、同県同期の小川三の番手を回ってのVもあるが果たしてここは?

 考えてレースを組み立ててくる弓矢輪太郎にも魅力を感じる。今年は5月平塚の決勝以外は確定板を外していないように安定感はピカイチ。超細切れ戦ではより真価を発揮しよう。

 ここのところ欠場が続いているので狙いを下げるが、スピード勝負になれば久田朔に軍配が上がりそう。デビュー直後の8月に早くも特班へリーチを懸けて注目を集めた久田は、今年3月にも特班へトライ。スピードの切れならこのメンバーの中でも一番だろう。

 野村賢、梅澤忠秀は脚力の割に単騎戦はモロい印象がある。そのイメージは覆したい。

出場予定選手

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