好目標がある成田和
成田和也 欠場
実力互角のメンバー構成で熾烈なV争い。狙いは絞りにくいが、展開は成田和也に向くか。目標にする弟子の酒井雄多は近時好調で、10月松阪記念では2着で決勝に乗ると、同月函館は2❶着と今年2V目をゲットしている。快速を発揮して主導権を握れば、成田に絶好のVチャンスが巡ってくる。46歳のベテランながら差し脚に陰りは見られない。勝機はきっちりものにしよう。
もちろん、道場晃規、和田健太郎の南関勢を重視する手もある。地元の和田は当所は好成績で、7月は優勝を手にすると、8月の記念開催は着。無念にも決勝は外したものの、最終日は郡司浩のまくりを差し切った。道場が奮起なら地元Vをものにする場面は十分。
スピード豊かな中釜章成と差し脚鋭い村田雅一がタッグを組む近畿勢も怖い。両者は7月名古屋で連係していて、3日間ワンツーと好相性。中釜が好発進なら、名古屋で3連勝を決めた村田が首位に躍り出よう。
末木浩二、諸橋愛、森田一郎とそろった関東勢の動向にも注意したい。森田は先行で売り出し中の新鋭で、ここも積極的に先手を狙って出そうだ。