検車場レポート
大薗 宏 茨城 71期 |
後ろ攻めの角令央奈が、赤板で前受けの亀井久幸を押さえる。亀井は6番手まで車を下げて、最終1コーナーから反撃。亀井の番手は、宮倉勇が坂上忠克に踏み勝ったが、徐々に車間が空いて、逃げる角の4番手にいた大薗宏が亀井に切り替える。番手に飛び付いた大薗が鋭く伸びて、亀井を交わし白星を挙げた。
「自分でもまくるつもりはあった。そしたら思いのほか亀井が早く来ましたね。(亀井には)意外と楽に付けられたけど、そのあと亀井は踏み直していました。勝ったのは、何カ月ぶりかわからないですね(笑)」
角をまくり切った亀井久幸が2着。
「最終日からフレームを換えて、(3日間とは違う)新しいフレームで走りました。本番で使ってみないとわからないこともあるんで。(新フレームは)流れるけど重いですね。もう少し暖かくなって、脚がついたら使えると思うんですけど。宮倉さんを連れていければよかったんですけどね…」