検車場レポート
鈴木 誠 千葉 55期 |
齋藤宗徳が打鐘から押さえて先行態勢に入ると、最終ホームを迎えるまで流して巻き返しを図る吉田裕全に合わせてスパート。番手の鈴木誠がヨコまで並んだ吉田を張って勢いを止めると、内を進出してきた伊藤勝太をキメて直線で齋藤に差し迫りゴールは横一線。結果は1着同着で、千葉両者で白星を分け合った。
補充参戦した鈴木誠は「自分だけでなく、頑張ってくれた齋藤君も1着で最高の結果ですよ」と笑顔を見せる。「3着でもいいくらいの気持ちだったけど(齋藤が)巧く駆けてくれた。練習をしている最中に補充の連絡が入って来たから疲れが心配だったけど問題はなさそうだね」
齋藤宗徳はペースで駆けて久々の白星を掴んだ。
「あんな展開になるとは思わなかった。伊藤君が内で3番手あたりで粘っているのはわかったから焦らず流すことができた。あとは誰かきたら踏むだけだと。勝てたけど感じはそれほど良くないし、やってきた成果が出たというよりもたまたまの展開のおかげかな」