検車場レポート
和田 健太郎 千葉 87期 |
近畿ラインを警戒しながら、根田空史は赤板2コーナーから踏んで迷いなく逃げる。稲毛健太をさばいた井上昌己が、3番手を確保。中団で立て直した稲毛、脚を溜めた佐々木豪のまくりは不発。好位の井上も動けず、番手の和田健太郎が37歳のバースデーを白星で飾った。
「(自分の感じが)初日よりはマシになった。よくなってはいるけど、修正すべき点は山ほどある。根田のヤル気と掛かりがハンパじゃなかった。すごい仕上がってる。抜けたのはアイツ(根田)が早く行ってるから。自分は調子があんまりよくないのに1着、1着。競輪は不思議ですね、前のおかげです」
井上の余力を確かめつつ踏んだ大塚健一郎は、直線で伸びて2着。
「ジャンからホームは間違いなく(スピードが)出てた。(井上)昌己も追いつくのに脚を使った感じですかね。あとは昌己の踏み場所だけ。自分は待って、待ってから踏みました」