検車場レポート
石塚 孝幸 神奈川 89期 |
前に出た池野健太が小玉拓真を出させずに踏み、その上を本多哲也が叩いて打鐘過ぎに主導権を握る。本多の先行は掛かりが良く、巻き返した小玉は1コーナー過ぎで一杯。その後も外併走を続けるが4番手の池野が最終バックで押し上げて一杯になる。押し上げた池野は落車して失格。本多の番手で絶好の展開を生かした石塚孝幸が久々の1着を手にした。
「1年ぶりの1着。本多君に感謝しています。アレ以上ない絶好の展開でした。昨年の8月1日の訓練日に落車して鎖骨と肋骨4本を折って、肺挫傷と肺気胸をして気付いたら病院でした。その大ケガ以来の1着で、やっとという感じでしたね」
逃げて3着の本多哲也は脚力不足を痛感。
「昨日よりは感じはいいけど、行きやすい展開になったのに、脚がないですね。富山の初優勝の時とかと感じは一緒ですよ。風はあったけど、とにかく脚がない」