検車場レポート
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| 石井 貴子 千葉 106期 |
5番手から動いた奥井迪に合わせて、3番手の石井貴子が上昇。一旦、誘導後位に入り、打鐘から仕掛けた奥井を出させて2番手を確保する。その後も奥井にピタリと続くと、直線で鋭く追い込んで今シリーズを白星で締めくくった。
「奥井さんが仕掛けてくる時に、踏んで少しでも上を走らないとと思って。でも、内もしゃくられないように気にしながらでした。太田さんも、どこかで飛んでくると思っていたし、ビジョンを一瞬見る余裕もありました。地元で1着で締めくくれて、悪くはないけど、決勝に乗れなかったのでよくはないですね」
最終2コーナーから、大外をまくった太田りゆが2着に入った。
「展開的には好きな展開になったんですけどね…。400バンクだったら1着だったかもしれないけど、貴子さんを差せる感じはしなかったです。カマシとか1周くらいなら仕掛けるつもりはあったんですけど、レースが動くのが早すぎました」
持ち味の先行策で粘った奥井迪が3着でゴールした。
「石井さんが前にいて、押さえるつもりだったんですけど、気づかれて先に動かれてしまいました。出切った時には結構、脚にきちゃってましたね。あれで逃げ切れたら強いんですけど…。最低限、自分のやりたいレースはできたので、現状を受け止めてまた頑張ります」