検車場レポート
渡邊 健 愛知 76期 |
野村典嗣が先に斬ると、廣田敦士がすかさず仕掛けて打鐘で先頭に飛び出す。一本棒で最終ホームとバックを通過すると、車間を空けていた渡邊健が絶好の4角ハコ展開を生かしてきっちり追い込んだ。
「廣田君は強いですね。カカリも良かったし、全然タレてこなかったです。僕にとっては一番楽な展開でした。体が重く感じて、若干の疲れがあるけど、こういう展開をモノにできて良かった。ラインのおかげです」
逃げた廣田敦士が懸命に踏み直して2着に粘り込んだ。
「初手は中団か後ろからで、誰かが斬った所を叩いていこうと思っていました。初日の3.85ギアが軽かったので、3.92ギアに変えて、踏んだ感じは良いけど、一回流すともう一度踏み上げるのがキツいですね。でも(全体的に)悪い感じはしなかった」