検車場レポート
服部 克久 熊本 90期 |
3日目に節目の300勝を達成した服部克久が次への一歩となる白星を挙げた。
後ろ攻めから上昇した一戸康宏が斬った上を鈴木裕がカマして主導権。8番手に置かれてしまった服部は最終ホームから力ずくの巻き返しへ。最終バック3番手からまくる一戸にスイッチすると直線で鋭く伸びた。
「8番手になってしまったけど地元の高原君に任されていたし無理やりでも仕掛けようと。仕掛けておけば自分がダメでも後ろはどうにかなると思って。一戸君の後ろの中川(貴徳)君が離れたので切り替える形で追い込みました。本当は一戸君の外を踏めれば高原君も連れ込めたし林さんにも絡まれなかったと思うのでそこは反省点ですね」
2着ながらも格上の鈴木をまくった一戸のデキも際立っていた。
「あんなにスタートでけん制が入ると思っていなくてきつかったけど、いい位置を取れたのでまくれました。鈴木さんは最近人の後ろも多いし、そこまで先行はしていないかもですけど、やっぱり格上の選手ですし、まくれたのは自信になりますね。調子は悪くないと思うので今期こそS級1班の点数が取れるように頑張りたい」