検車場レポート
マシュー グレーツァー 外国 999期 |
ケイリンエボリューションを制したのはマシュー・グレーツァー。今年の世界選スプリントを制した世界のダッシュで早坂秀悟らを寄せつけず。ラスト1周21秒2のハイラップで圧勝した。
「本当はショートスプリントの作戦だったけど、1番(早坂)が前に行ったので作戦を変えた。自分を試すためにも長めに行こうと思いました。1番が後ろに付くのは分かってた。大きな差があるとは気づいてなかったけど、近くにいるとは思ってました。ちょっとギアが軽く感じてトップスピードを維持するのが難しかったですね。今後の一番の目標は歴代の外国人で一番になること。なるべく長く日本に期待し、世界選で言うとスプリントの4種目を獲りたい」
離れながらもグレーツァーを追った早坂秀悟だったが、逆転することはできなかった。
「あの位置(グレーツァーの後ろ)にいても粘られるし、だったら前に行って。マシューを突っ張るか、というか突っ張るしかなかった。もしかしたら(グレーツァーの後ろが離れる)ああいう感じだったらチャンスがあるかもと。ピッタリ付いてれば面白かったですね。力勝負でやることはやったんで、いいんじゃないですか」
周回中にグレーツァーの後ろになった神山拓弥はグレーツァーのダッシュに離れてしまったが、何とか早坂の後ろで立て直して3着に。
「早坂は入れても僕は入れてもらえないと思ったのでグレーツァーに賭けました。賭けたけど離れました。シッティングなのに伸びがすごくてビックリした。マジかと思いました」