検車場レポート
冨岡 健一 岐阜 64期 |
愛敬博之が前受けの小酒大勇を押さえた上を、打鐘で土屋壮登が叩いて先制。土屋ラインを追った山田和巧と4番手で併走になった愛敬は、荻野哲と齋藤正国をすくって土屋の番手を奪取する。その後も、逃げる土屋の後位で脚を溜めると、7番手からまくってきた小酒大勇に合わせて踏み込み直線へ。愛敬の絶好の展開かと思われたが、最後は土屋と愛敬の中から鋭く伸びた冨岡健一が白星を挙げた。
「愛敬が頑張ってくれました。1年ぶりくらいの勝利で、先輩とか同級生がみんな良かったって言ってくれるので嬉しいですね。ここ2場所は余裕がなかったんですけど、このレースは最終的に余裕もあったし、コースも踏めました。この1着でちょっとこれからが楽しみになりましたね」
最終2コーナーからまくった小酒が2着に入った。
「愛敬さんは自分が先行なら粘りにくるやろうなと思ったし、土屋さんが先行ならそっちに粘るやろうなと思っていた。先まくりを打たれたらキツイので、隊列が短くなった時に絶対行こうと思って。仕掛けるタイミングは良かったけど、4コーナーを回ってから伸びなかったですね」