検車場レポート
板根 茜弥 東京 110期 |
板根茜弥が一般戦の連勝を9に伸ばした。三尾那央子が鐘過ぎに斬った上を矢野光世がカマして主導権。前受けから飛び付いた東口純が3番手をキープして盤石の態勢。最終バックから板根のまくりに合わせて踏み込みアタマかに、巧く後ろにスイッチしていた板根がゴール寸前で差し切った。
「2コーナーから仕掛けましたけど、(東口)純にまくってくれって思いながらでした(笑)良いのかなって展開になりました。(スタートで)発走機から出遅れて後ろになったけど良かったです」
ゴール寸前で勝利を逃した東口は悔しそうにレースを振り返る。
「いい位置も取れたし、(板根が)来たのが見えたので仕掛けたんですけど…。しっかりと1着を取らないといけない展開だったし悔しいですね。今回は追加だけど疲れもなかったし、状態も悪くないので勝ちたかった」
得意のカマシを放った矢野であったがゴール前で失速し4着に沈んだ。
「いい展開になったけど、もう少しピッタリ付いていって仕掛けられれば良かったですね。もう少し踏み上がるかと思ったんですけどね。まだまだ戦法の幅が狭くて、強い人と当たると厳しいけど考えながら走りたい」