検車場レポート
岩本 俊介 千葉 94期 |
最終ホーム手前で主導権を奪った北日本コンビを受けて、原田研太朗が3番手をキープする。7番手に置かれた岩本俊介だったが、タイミングを取って1センターから発進。合わせて出る原田を南関3車で乗り越えて、鮮やかにまくった岩本が押し切った。
「(ラインで)スリーまで決まったのがデカい。(原田と)真っ向勝負と思ってたし、あの位置(7番手)の方が僕の脚質的にも加速しやすい。(前回7月の落車の)怪我の影響は、治ったんでない。残念ながら言い訳にはできないです(笑)。それに新車なんですけど、それもすごくいい」
「前の日の2日目に離れてるんで、いつもりより踏み出しに気を遣いました」とは、2着の岡村潤。岩本を交わしたかに見えたが、8分の1輪及ばず。
「岩本のおかげ、付いてるだけだった。ちょっと(踏み出しで)先踏みしちゃって、萩原(孝之)さんは付きづらかったと思う。自分は乗ってる感じは相変わらずいい。ただ、街道中心に練習をやってきたんで、スピード練習を入れればもっといいかなと思う」