検車場レポート
                     
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| 近藤 隆司 千葉 90期 | 
 新山響平にフタをした山本伸一が打鐘で前に出るが、そこを2センターから新山が叩いて出る。口が空いた内藤宣彦を山本がさばいたが、新山との車間が空いてしまう。5番手から仕掛けた近藤隆司はバラバラになった前団をひとりずつとらえるとグングン加速。最後は和田健太郎の猛追も振り切った。
 「たまたますんなり(打鐘で)3番手に入れたし、前も空いていたので詰めて詰めてで行けた。流れが良すぎますね。最後は抜かれたと思ったけど、ビジョン見たら勝っててビックリしました。(3番手の山本)健也さんまで決まったのもうれしいですね。風を切ったらダメな感覚が連日するし、6、7年ぶりに来た高知は重い。でも1着はうれしいですね」
 わずかに交わせなかった和田健太郎だが、千葉でワンツースリーの結果に納得の表情。
 「かなり早い段階でハイペースになって近藤に向いた。落ち着いてたし、(前団の)間が空いてたのも良かったと思う。ワンツースリーで良かった」
 裸逃げになってしまった新山響平は5着に沈んだ。
 「出てから流せば良かったけど、このまま千切ってやろうと思って踏み過ぎた。脚も遣ってたんで、最後はタレてく一方でした。でも、ダッシュは良かったので」









                  