検車場レポート
石丸 寛之 岡山 76期 |
2日目から補充での参戦となった石丸寛之が5か月ぶりの白星を挙げた。
中団から先に動いた小酒大勇が斬った上を鈴木謙二が叩いて先行態勢に入ったが、7番手まで引いた大西祐が打鐘過ぎ4コーナーから一気のカマシを敢行。小酒が最終2コーナーから巻き返しを狙ったが、番手の石丸が車間を空けながら鋭く抜け出した。
「多分5か月ぶりの1着。補充ですけどね(苦笑)最近の競走じゃ(大西は)どっぷりまくりに構えるかと思いましたけどね。良いタイミングで仕掛けてくれたしダッシュは良いから出切れると思った。最後はちょっとタレてましたね」
2着に突っ込んだのは小酒ラインの3番手を回っていた春日勇人。空いたコースをきっちり伸びて高配当を演出した。
「小酒君も仕掛けてくれたし、川口さんも脚があるから外を踏んでくれた。きれいにコースが空いてくれましたね」
直線で末を欠いた大西は5着まで沈んでしまった。
「石丸さんもそうですけど、良永(浩一)さんは今年だけでも5、6回は迷惑をかけていたので。鈴木さんとは前々回の富山初日に対戦して合わされたけど、流していたから出切れると思いました。でも普段先行していないから(最後まで)持たないですね…」