検車場レポート
神田 龍 三重 105期 |
青板バック前に誘導を切った加賀山淳を神田龍が叩いて主導権。神田がそのままハイピッチで駆けると、7番手から仕掛けた松本貴治は中団の加賀山に合わされて不発。神田は加賀山をも封じる先行力を発揮して逃げ切り、ラインを上位独占に導く。
「(青板バックから先行して)長いと思ったけど、調子は悪くないので踏みました。松本を見て合わせようとだけ思ってジャンからまた1回踏み上げていきました。スピードはないけど、意外と持ちましたね。7月伊東で落車して初めて右の鎖骨を折って、長く休んだら戻ってこなかった。やっと良くなってくたし、親王牌終わりから練習量も増やしました。落車後初の1着で自信になった」
渡辺航平は絶好で交わせず、神田の強さを称える。
「めっちゃ強いよ。どんどん踏み上がっていく。文句のつけようがない。松本が相手だからね。かかっているから仕事をしやすい。(神田は)俺と連係すると、1着が多いと思う」