検車場レポート
児玉 碧衣 福岡 108期 |
打鐘で誘導員が退避して高木真備が先頭に立つもペースは上がらない。打鐘後3コーナーから児玉碧衣が猛然とカマシを放つと男子顔負けのスピードを披露。追走した小林莉子は追うことができずにブッ千切りの1着。
「踏み出しは悪くないし、力を出し切れていると思う。決勝は全員が自力。ヤバイですね(笑)。(佐藤)水菜ちゃんは必ず先に動くと思う。その動きに合わせてレースが流れる中で、仕掛けるタイミングはあると思うのでそこを逃さないように」
と早くも決勝戦を見据えたコメント。この日はラスト半周の上がりタイムこそ12秒2だが、前半の半周は11秒6。驚異的なスピードと言っていいだろう。
2着には初日に続いて後方から尾崎睦が突っ込んだ。
「脚は良いと思うけど、もう少し前々へいないとダメですね。車間を空け過ぎてしまいました。でも、師匠(渡邉秀明・68期)から小倉バンクの伸びるコースを聞いていたので、後方になっても焦らず踏めていますね」