検車場レポート
菅原 裕太 静岡 100期 |
仕掛ける順番が回ってきた大石崇晴が、赤板の1センターで相川永伍を押さえて主導権。すかさず踏み込んだ菅原裕太は、車間が空いた3番手に降りて絶好位にポジションニング。最終1センターから仕掛けると、千切れた肥後尚己のブロックも乗り越えて大石を3コーナーでとらえた。
「スタートでけん制が入ったら前を取って流れでと。後方に置かれないように、追い上げたりも考えていました。(3番手に入った)あとは、出切ればワンツーが決まると思って。先行だけじゃなくて、幅広くできたら。(11月高松の)失格を取り戻すために来たし、最終日も頑張ります」
大石崇晴は抵抗を見せたが、菅原にまくられて4着。
「昨日が中途半端だったので、なにがなんでも主導権を取りたかった。押さえて駆けられたけど、末が無い分残れなかったです。(肥後が離れていたのは)気づいていたけど、緩めても来られてしまうので、踏み切るしかないかなと。あとはどこまでもつかの勝負でした。自信をなくしてきているので、また練習して力を付けたい」