検車場レポート
三宅 伸 岡山 64期 |
先頭に立った利根正明は一度赤板で踏み込むが、工藤文彦が再度仕掛けて主導権を握る。三宅伸、藤田昌宏と岡山3車で出切って、工藤がペースを握る。7番手の古屋琢晶が、最終ホーム手前から反撃に出る。古屋が好スピードで迫るが、三宅のブロックで失速。番手の三宅が、工藤をきっちり差し切り通算416勝目を飾った。
「あと84勝で僕は引退ですから(笑)。ただ、S級で500勝がしたいですよ。やっぱり1着はうれしいし、着が良ければ楽しい。(近況は)ちゃんと(前を)抜けている」
「ホッとしました」とは、工藤文彦。打鐘主導権で岡山の3人が上位を独占。内容と結果が伴った走りに、胸をなで下ろす。
「(三宅)伸さんの影が見えたんで、仕事をしてくれてるんだろうっていうのはわかった。伸さんが1着でなにより、良かったです」