検車場レポート
三宅 達也 岡山 79期 |
打鐘の3コーナーで飯田憲司が先頭に立つが、河端朋之がすぐさま襲い掛かる。スピードの違いで叩き切った河端に離れ気味だった三宅達也が追いついて、山口貴弘まで出切る。河端ライン3車で別線を大きく引き離して直線。番手の三宅が抜け出して1着も、反省しきりで振り返る。
「バタヤン(河端)対策はしてきたし、行くだろうなってところでもあったんだけど…。バタヤンはあれで8割、俺は120パーセントですから。あのダッシュはすごい、世界(レベル)ですね。(直線は)誰も来ないと思ったら、山口君が。(河端とワンツーできなかったのは)僕の脚と腕のなさ」
河端朋之は、4走すべてがシンガリだった10月の寛仁親王牌以来の実戦。ナショナルチームでのトレーニングで磨かれた抜群のダッシュ力を披露したが、直線で失速した。
「踏み出した感じとかは良かったけど、最後はスカスカした。久しぶり(の実戦)にしては、(踏む距離が)長かったのかな。最終4コーナーからの風も強かったんでキツかった。それでも前回と比べれば、体の調子は全然いい。あとはレースで走ってみないとわからないところもあるんで、(セッティングを)調整してみます」