検車場レポート
磯田 旭 栃木 96期 |
打鐘手前で野村典嗣が切って出ると、タイミングをうかがっていた下岡優季が6番手からカマす。下岡ラインに乗った松澤敬輔が、3番手からまくりを放つ。下岡に合わせて動いた鈴木雄一朗が不発になって、磯田旭は切り替え北日本勢を追いかける。直線で北日本コンビをとらえた磯田が、6月以来、久しぶりの勝ち星を挙げた。
「(久々に1着が取れたんで)よかったです。(度重なる落車があったし、そのなかで勝てたんで)よかったです」
「抜かれたのは悔しいですけど」とは、思惑通りの好位キープから、まくった松澤敬輔。
「展開は描いてた通りだったし、(磯田に抜かれたんで)途中までは完ぺきでした。(今期は)S級の点数が取れなかったけど、自分でやることの大切さがわかった。自分で動いた方が楽しいし、それがわかって腹をくくれた」