検車場レポート
石川 雅望 群馬 91期 |
市川健太と利根正明が位置を求めて前々に踏むと、藤井栄二が打鐘で一気のカマシを敢行。中団争いを制した利根は最終バックでも仕掛けられない。番手で絶好の山内卓也が市川のまくりをけん制して抜け出すも、市川のスピードを貰った石川雅望が鋭く伸びる。
「市川さんのおかげです。バックの追い風に乗っていったし、山内さんのけん制がなければいっていましたね。僕は直線は内しかなかったのでそこを踏みました。追走でも余裕があった。最近は落車がなくて、練習ができるようになったことが大きい」
今節から復帰戦の山内卓也は初連対を果たした。
「風があったし、(藤井)栄二は(踏む距離が)長かったですね。(右鎖骨骨折からの復帰戦だが)2月の全日本選抜を考えたら、早かったかもしれないが走りたかった。日に日に力が入るようになったし、感じも良い。今日は1着を取れるチャンスだったけど、また明日頑張りたい」