検車場レポート
桑原 大志 山口 80期 |
赤板過ぎから、重倉高史と高橋築が主導権争いで脚力を消耗。この様子を見ていた月森亮輔は、打鐘から踏み込んで主導権を奪う。最後は番手の桑原大志がチャンスをモノにした。
「嬉しい。本当に嬉しい。月森が頑張ってくれたし、自分は抜いただけで何もしてないです。もし不発なら、思い切って外を踏もうと思っていました。それでダメならしかたないって。でも、ジャンで仕掛けてくれたので、大丈夫だなと思いました。(1月)防府の初日に松浦(悠士)君を抜いたことが、今となっては自信になった。松浦君は、そのあと特別競輪(全日本選抜)の決勝に乗ったからね」
月森亮輔が2着。勝負どころを逃さず仕掛けてワンツーを決めた。
「(前半のレースで逃げが決まっていて)先行もありだなと。状況を見て、詰まったので仕掛けました。めっちゃキツかったですね。でも、最後まで踏み切れた感じはあったし、道中は楽でした」