検車場レポート
今野 大輔 愛媛 111期 |
吉川誠が赤板前で誘導を切って先行態勢に入るが、8番手に置かれた今野大輔が、すかさず巻き返して最終ホーム前で叩き切り主導権を奪い返す。カマした今野のカカりは良く、追走した筒井敦史を振り切ってS級初勝利を飾った。
「S級初勝利は嬉しいですね。この1着で調子が戻れば。精神的には良いですね。でも、まだまだ悩んでいる。脚が足りていないし、仕掛けるタイミングも巧くないので勉強中です。奈良はナンジュン(南潤)に一泡吹かせたことがあるので、相性は良いと思います」
筒井敦史は逃げた今野を交わせずに明日以降にセッティングを修正して臨む。
「今野君を巧く操縦することができた。早くに抜きに行きすぎても後ろにこられてしまうしね。今回からセッティングを変えてきて、余裕はあるけど、伸びがないですね。ちょっとダメですね。今野が強いのか、自分がダメなのかわからないけど、修正が必要です」