検車場レポート
渡邉 雄太 静岡 105期 |
南潤が合わせて踏んだ島川将貴を制し、赤板で主導権を奪取。渡邉雄太が5番手で、鈴木謙太郎が8番手。そのまま動きなく、打鐘、最終ホームと一本棒で通過する。ピッチを上げた南に対し、渡邉が2コーナーからアタック。3番手の島川に合わせる様に踏まれたが、力でねじ伏せて前団を一蹴した。
「スローペースから南君のダッシュが良くて。いい感じに車間が空いたので、詰める勢いで仕掛けました。ちょっと島川君と合ってしまったと思ったけど、その外を行けたので。何も変えていないけど、調子が良いですね。(ここまでに)腰痛で1週間休めたのが大きい」
中村浩士は、渡邉と車間が空きながらも2着を確保した。
「南君も落ち着いて駆けているし、島川君も行くところで仕掛けている。渡邉君はその上を加速しているので、強いですね。渡邉君のまくりにピッタリ付いていったら島川君をこかしてしまうので。遠回りした分、離れてしまいました。状態は良いんですけど、レース展開に対応する脚が足りてないですね。もうちょっと上げないと、目指すところにいけない」