検車場レポート
三宅 伸 岡山 64期 |
赤板前から動いた横山尚則を1センターで今野大輔、さらに打鐘で佐藤幸治が切ると、そこを一気に小埜正義が叩いてホームで前に出る。この動きに俊敏に切り替えた今野はそのまま1センターから外に持ち出す。バックで小埜を飲み込むと、続いた三宅伸が逆転した。
「強えーなあ。50(歳)には厳しい。柳谷(崇)まで引き込んでやろうと思って、ちょっと早めに踏んだんだけどね。十分、十分。奈良(記念)、小倉と今野が強えーところは見てたから。1着いくとは思わなかった。これでちょっと宮杯が近づいた」
軽快な動きを見せた今野大輔だが2着の結果よりも課題ばかりが目立ったようだ。
「すんなりのわりには持たなかった。スカスカしますね。弱い。脚が足りん。今の(セッティング)がいいポジションなんでいじりたくないけど、セッティングをいじるかも。仕掛けは悪くなかったけど、練習せんといかんですね」