検車場レポート
古性 優作 大阪 100期 |
3車でラインを組んだ簗田一輝が後ろ攻めを選択し、赤板から一気に叩いて主導権。合わせて踏み込んだ鈴木竜士が伊勢崎彰大を捌いて3番手を奪取。2コーナーからまくり上げると、松谷秀幸が合わせて番手まくり。武田豊樹を捌いて鈴木後位を奪っていた古性優作が3コーナーからまくって松谷を乗り越えた。
「スタートの位置は特に考えていなかったですね。簗田君の動きが読めなくて、先に斬ろうかなって思ったら(鈴木)竜士が先に踏んだので。一回斬れば良かったですね。(簗田が)いつもと違う戦法でくると難しいですね。レースは動かせていないので課題は残りますね。100歩譲ってワンツーを決められれば良かったけど、ただただ危ないレースをしてしまった。脚は一杯だったけど意外と出ましたね。サンサンは持ってこられると(誰かが)内に来ると思ってそこも見れたので何とか乗り越えられた」
松岡貴久が外に浮く苦しい展開となった湊聖二であったが、落車を避けながら巧くコースを縫って強襲した。
「良く覚えてないですね。武田さんが引っかかったので自分も引っかかるかなって思ったけど、耐えられたし空いたね(松岡)貴久もなかなかいくタイミングがなかった。(G1の準決は)初も初。18年目にして初のG1準決。大フィーバーですね」
稲垣裕之は古性を追走するも煽りを受けて3着に。
「激しいレースでしたけど古性君はさすがでしたね。集中して追走できたけど、最後の最後で詰めが甘かった」