検車場レポート
小嶋 敬二 石川 74期 |
赤板前から飛び出した高橋和也に対し、佐々木豪がすかさず反撃に出る。両者で激しいもがき合いになるが、外の佐々木が力尽きると、小嶋敬二が最終2コーナーから番手まくりを打つ。最後まで力強く踏み切り、S級通算700勝を飾った。
「佐々木が無理やり潰しに来るかどうかだと思っていた。(単騎の)林(雄一)が顔見せから付いてくれる感じだったし、それも大きかった。(高橋)和也は予想以上に強かったですね。疲れました。(S級通算700勝は)通過点ですけど、勝ててよかったです」
力勝負を挑んだ佐々木豪はシンガリ負けにも気持ちを切り替える。
「緩んだから行ったけど、合わされてしまった。あれはキツいですね。今回はいっぱい走って勉強になることが多かった。小嶋(敬二)さんにも開催中に練習方法を聞いたりしたんで、それを今後に生かしていきたいです」