検車場レポート
菅原 裕太 静岡 100期 |
後攻めから前団を押さえた菅原裕太を、打鐘で北川大五郎が叩いて先制。中団に菅原が収まり、本郷雄三は7番手で構える。最終2コーナーから菅原がまくると、北川の番手から藤木もドンピシャのタイミングで番手まくりを放ち人気に応えた。
「(新ルールになった)6月になってからの初勝利なので嬉しいです。一次予選で負けたけど、最近は自分が弱いだけなので」
藤木マークの河村章憲は前を追えず、合わされながらも最後まで踏み切った菅原が2着。
「スタートは頑張ったけど、やはり車番通りに後ろ攻めに。その後には想像通りの展開だったし、まくった感じも悪くなかったけど、藤木さんが上手いですよね」
3着には菅原マークの武井大介が入り、確定板を確保した。
「藤木はやっぱり強いね。(ラインの菅原と)2、3着ならば上出来でしょう。展開は作戦会議通りだったし、菅原君はホントに頑張ってくれた。前回の松戸決勝でも、「(地元の)先輩方に作戦はお任せします!」と言ってくれてね」。と頼もしい南関の後輩に目を細める。