検車場レポート
伊藤 裕貴 三重 100期 |
赤板の2コーナーで先頭に立った金ヶ江勇気を、すかさず巻き返した飯田憲司が叩いて主導権。前受けから7番手まで下げた伊藤裕貴だが、最終ホームから発進すると、道中で金ヶ江のけん制も乗り越えて、ラインで上位独占を決める。
「若松さんは高校でお世話になった先輩。僕が1年の時の3年生で自転車のいろはを教わった先輩。初連係だったし、脚をタメて2コーナーでまくるよりも、強い気持ちをもって仕掛けることができた。自分は勝ち上がれなかったが、この後の準決勝に走る選手をサポートしたい」
若松孝之は高校の後輩と初連係で地元ワンツーを決めた。
「(伊藤)裕貴には付いていて不安材料はなかった。道中の波があったし、乗り越えてくれた。ムチャくちゃ風が強い中で行ってくれたし、2センターから失速し始めたので、差せるかなと思ったら、差せなかった。」