検車場レポート
八谷 誠賢 福岡 77期 |
中団から先に切った原口昌平を河合佑弥が打鐘前2コーナーで叩くが、7番手の長尾拳太が4コーナーまくりで河合を飲み込む。後方になってしまった原口だったが2コーナーから仕掛けると、4コーナーで前をとらえ、続いた八谷誠賢が鋭く抜け出した。
「声援が多かったし、もう地元っすね。ありがたいです。信じてましたから、彼(原口)はできるって。タイミングはバッチリだった。俺の追走技術が下手で口が空いたけど、いい組み立てだったと思う。神様おらんかなと思ったら、原口様がおったっす(笑)」
2着の原口昌平はラインで上位独占の結果に笑顔を見せる。
「僕は2着でも3着でもラインで決められたのが。河合君の後ろは師匠の師匠(高橋大作)だし、出せてくれんだろうなと思ってた。でもペースに入れたところを長尾さんに行かれたので。僕はちょっとマシになってきた。何とか明日も頑張りたい」